山中造船株式会社

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エコSHIP

エラ船型

船舶の燃料費を節約するために、波の抵抗を小さくすることを考えました。

量産型内航船で建造費を安く抑えたとしても、燃料費が高くては、トータルコストは抑えられません。

そこで年間の燃料費を節約するために省エネモデルの船型を追求した結果、船舶の推進力を奪う波の抵抗を小さくすることを考えました。

造波抵抗を極限まで小さくする「エラ船型」

二重底頂部平面

二重底頂部平面

一般的に大きなボックス型ホールドを採用すると船首部は必然的に肥満型となり、造波抵抗は大きくなります。この問題を解決するために開発したのが「エラ船型」です。

船首部を肥満型とせず、必要な部分のみを滑らかに突出させることにより、造波抵抗を小さくすることに成功しました。

CO2低減率は約30%。「先進二酸化炭素低減化船」の第1号に認定

「省エネ丸」は主機関を1,600PSとし、新型熱媒式排ガスボイラーおよび各種省エネ機器の採用により、JRTT二酸化炭素低減化計算式において約30%の低減率を達成しました。また「省エネ丸」と同型の「山鋼丸」は(独)鉄道・運輸機構認定の「先進二酸化炭素低減化船」に選ばれました。これは京都議定書に基づく環境改善の一環として設けられたものです。

右舷の「エラ」

右舷の「エラ」

正面から見た両舷の「エラ」

正面から見た両舷の「エラ」

出力70%(1,600PS)で満載速力12ノットが可能

水槽試験によると航海速力12ノット(出力70%)で年間180日航海した場合、12.6ノット(出力85%)に比べて航海日数は8.6日多くなりますが、燃料は年間約114klの節約になります。

水槽実験の様子

水槽実験の様子